「あんな ことを いって すまなかった。あやまるよ。ごめん」
「おまえの あの 発言か。みず で ながして やるよ」
ときどき いらっしゃいます。
たしかに、手や まないた などに ついた よごれは みずを かければ ながれて しまう ことでしょう。
けれども、この ばあいの きまり'きった 表現は 「水に流す」です。
風流な 表現 ですね。ささぶね {笹舟} を かわ に うかべて ながす ように、かたわらの かわ の ながれ の なか に いれて ながして しまう。不祥事を みえない ところに やって しまう、なかった ことに して とがめない と いう ことです。それで、「みず に ながす」なのです。
みず の ついた 表現には よく できた ものが たくさん あります。
「水に油」(乳化剤を使用すれば まざりますが)
「水に逆らう」(「流れに棹さす」の逆ですね)
「水にする」("みずに ながす"を 省略した ような いい かた です)
「水になる」(みずは タダ と いう にほん人の 感覚?)
「水の滴るような」(落語「崇徳院」では"みずが ボタボタ たれる ような"と)
「水も漏らさぬ」(すきま が ない ようす です。落語「はてなの茶碗」では ありません)
「水を打ったような」(うち'みずを すると すな'ぼこりが おさまる から で しょうか)
「水を差す」(順調で ある のに みずを かけられたら だれ だって おこりますよ)
「水を向ける」(みずの でている ホースの つつ'さきを むけられると だまっては おられませぬ)
こういう にほん語を スー と 自然に つかえると いいですね。
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「気になってならない」で
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2007年05月30日
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